第6戦勝者カン・ドンゴン、キム・ガヨンへのインタビュー(後編)
▲最初のツアーで3位でしたが、以降は苦戦しましたね
最初のツアー時は「私はどうしてベスト4に進出できたのか」と考えました。それ以来練習や準備は、むしろ以前より多くしましたが成績は出ませんでした。
事実、2〜5回ツアーの成績が私のレベルでした。成績が落ちた、とか、最初よりも実力が落ちた・・・ではありません。
結果としての成績と実力は個別の問題だと受け止め練習に邁進しました。
▲男子選手に3クッションを学んでいそうですね。
はい。キム・ジェガン、オ・ソンウク選手が「師父」です。
余談ですが、優勝の瞬間にオ・ソンウク選手は本当にたくさん祝ってくれました。ところがキム・ ジェガン選手は優勝直後に席に居ませんでした。少し寂しかったです。
後で聞いたら、「君が優勝して抱擁などしたら、私は泣くかもと思って席を立った」と言っていました。その言葉に、より感動しました。
▲第6戦を控えて最も重点的に練習したことは
基本技術の練習を忠実にしました。ビリヤードは基本技術が本当に重要です。基本がしっかりしていれば揺らぐことはない。プロ選手になり、3クッションでも基本技術が重要であることを感じ、その部分を強化するために努力した。
▲初めてLPBA出場のオファーが来たときどんな気持ちでしたか。
感謝しましたし興味深かったです。ポケット選手なのに3クッションの大会に招待してくださっただけでも感謝しました。結果については、率直に言って期待していませんでした。
▲キム・ガヨンの「登録抹消」は影響が大きかった。国民請願まで行われました。
国民請願までしてくださって、私に関心を持って頂いたことをとても感謝しています。一方では申し訳ない気持ちでした。選手としての私は「すでにこぼれた水(=韓国のことわざ-覆水盆に返らず)」だから、前だけ見ようと思いました。
私の心を理解してくださる方々が沢山いてくれて、本当に大きな力になりました。
▲「ビリヤードの女帝」という新しいニックネームは?
本当に気に入っています。これより良いニックネームはないでしょう?
実際は少し照れくさいですね(笑)
▲最近、新韓金融投資(SHINHAN INVESTMENT)からの後援も受けました
本当に新鮮な気持ちです。数多くのビリヤード大会で優勝しましたが、韓国の大企業の後援を受けたことはありませんでした。しかし、今回大企業の後援を受けることになりました。
スポンサーは、すべての選手に大きなエネルギーとなります。もう一度優勝できるように大きく力を蓄えて、新韓金融投資やキムチビリヤードなどスポンサーの方々に感謝の挨拶をしたいです。
元記事 MKビリヤードニュース から抜粋翻訳。