KBFとPBAはなぜ手を握ったのだろうか?

2月25日に発表された韓国ビリヤード連盟(KBF)とプロビリヤード協会(PBA)間-アマチュア・プロ団体間-の合意は、衝撃的だった。

両団体はPBAが発足した昨年初めから確執があった。韓国ビリヤード発展のために大局的に協力するビリヤードファンをよそに、KBFとPBAは互いの立場を変えなかった。

しかし突然「韓国ビリヤード発展、プロとアマチュアの共存」などを骨子とした合意書にハンコを押したのだ。

合意に基づいて、今後KBFはPBAがプロツアーで成長できるように支援し、PBAはKBFのアマチュア事業を支援することになった。また、相互協議機構(共生委員会)を発足、その後の事業を調整していく事とした。

◆「選手60%減少」KBF 、「ビッグネームが必要」PBA

対立していたKBFとPBAが突然手を握った理由は何か。両団体は程度の差はこそあれ、それぞれの事情があった。

KBFは選手不足に苦しんでいる。選手たちが大挙してPBAに参加したため、3クッション全国大会の参加者数がなんと60%も減少した。
昨年5月の大会には、3クッション出場選手は143人(男126人、女17人)にすぎなかった。これは1年前の391人と比較して63%(220人)も減ったのだ。特に女子は45人から17人に激減、出場すればトップ10に入るほどだった。

また、TV中継も難しかった。昨年8つ開催されたKBF全国大会のTV中継数は、わずか3大会に過ぎなかった。それさえも視聴者の目を引くことはなかった。
KBFを後援しているタイトルスポンサーからの問題を提起されかねない状況だ。

PBAも不足している「2%」を満たす必要がある。
PBAは昨年6月からツアーを開始して、全7回のツアーを終えた。サバイバルとセットマッチ、バンクショット2ポイント制などの新しい方式は、試合を一層エキサイティングで迫力が溢れるものとした。

BilliardsTVでの配信のほか、地上波でも生中継することで、大規模なメディアへの露出を効果的に行った。第7戦でのキム・ビョンホによる逆転優勝など劇的な勝負が続出したこともあり、PBAが定着したという評価だ。

しかしながら「ビッグネーム」が少ないのも事実だ。
PBA選手のうち「ワールドクラス」は、フレデリック・クードロン、カン・ドンゴン、ハビエル・パラゾン、フィリッポス・カシドコスタスなどが挙げられる。

有名選手が少ないのはPBAとして惜しい部分(=2%)だ。特にタイトルスポンサーの確保には、少なからぬ障害要因となっている。

KBFとPBAが「韓国ビリヤード発展」と「プロ-アマチュアの共生」のために電撃的に握手をしたのは、このような事情が複合的に作用した。
PBAは、KBFが今年から実施予定の「昇降制クラブリーグ制」に協力する。

◆「共生委員会」で日程・大会システム等協議… 難題も多く

二団体は「共生委員会」を発足して団体間の大会日程を協議。選手登録および関連規定を整備し、選手たちの出場権を幅広くすることで、両団体大会への参加を可能にする方針だ。
また、KBFとPBAが共同で主催・主管する「韓国オープン大会」も計画している。

選手たちの大会出場と関連して、PBA選手はKBF大会(UMBランキングに反映されるワールドカップ等は除く)に、逆にKBF選手はPBAツアーにワイルドカード形式で出場する案が検討される。

KBF事務局長は「共生委員会を通じて多くのことをPBAと協議する計画だ。大会スケジュール、大会システム再整備などが含まれるだろう」と述べた。

しかし、このような合意が実を結ぶまでには越えなければなら課題が多い。

KBFは傘下の各連盟の全面的な協力と理事会や代表総会での同意を得なければならない。特に予算権を握っているの大韓体育会(韓国のスポーツ競技団体を統括する組織)の同意も必要だ。

PBAもスケジュール調整と詳細規定を詰めなければならない。

UMB(世界ビリヤード連盟)との調整も課題だ。
UMBはPBA選手を「二重登録」とし、3クッションワールドカップなどUMB大会への出場を許していない。これはKBFとPBAの合意後も変わらないからである。

元記事 MKビリヤードニュース より抜粋翻訳(意訳多め)

走貝 25析 戚件遭 企廃雁姥尻戸(KBF,噺舌 害誌薄)引 覗稽雁姥漠噺(PBA,恥仙 沿慎呪)娃 `覗稽-焼原雁姥¨ 雌持 杯税澗 穿維旋戚醸陥. 砧 舘端澗 覗稽雁姥PBA亜 窒骨廃 走貝背 段採斗 置悦猿走 哀去聖 鮭嬢
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