元記事 MKビリヤードニュース
以下抜粋翻訳(12/14一部訂正)
プロビリヤード協会は優勝賞金3億(約2700万円)ウォン、賞金総額4億(約3600万円)ウォン規模の「PBAツアーファイナル」を来年2月末に開催すると発表した。
「PBAツアーファイナル」はフィリッポス・カシドコスタス(ギリシャ)、シン・ジョンジュ、フレデリック・クードロン(ベルギー)などPBAツアー優勝者などの上位ランカー32人のみが参加する2019〜2020シーズンPBAチャンピオンを決める大会となる。
同時に開かれるLPBAツアーファイナルは優勝2000万ウォン( 約 180万円)に賞金総額4000万ウォン (約360万円) 規模だ。ただしLPBA賞金は増額される可能性もある。
◆優勝賞金3億… LGU +マスターズ8000万ウォンの3.75倍
通常のPBAツアー優勝賞金1億ウォンの3倍に達する「PBAツアーファイナル」優勝賞金は3クッション史上歴代最高額。また、他の大会に比べても圧倒的なレベルである。
従来の最高賞金大会は昨年、米国ニューヨークで第一回大会が開催された「マッククリー3クッションチャンピオン・オブ・チャンピオンズ」で、優勝賞金が15万ドル(約1600万円)だ。
続いてLGU + 3クッションマスターズ(8000万ウォン・約730万)、ソウルサバイバル3クッションマスターズ(6000万ウォン・約540万)が比較的優勝賞金が大きい3クッション大会となる。3クッション世界選手権は 2600万ウォン(230万)、3クッションワールドカップは2000万ウォン(180万)だ。
◆参加対象は32人… 賞金ランキング基準
「PBAツアーファイナル」は、今シーズン7つの正規ツアーを総合、賞金ランキング上位32人、LPBAは上位16人だけが出場することができる。
ランキングポイントの代わりに賞金ランキングを基準とした理由は、ポイントは予選Round128で脱落しても500点を獲得できるのに対し、賞金は少なくとも1勝(Roud64進出)をしなければ受けることができないからである。これは少しでも高いパフォーマンの選手を選別するため、というのPBA側の説明だ。(PBAツアー賞金はRound64が100万ウォン・約9万円、 Round 32が150万ウォン・約13万円、 Round16が250万ウォン・23万円)
第5回ツアーまでのPBA賞金ランキング首位はフィリッポス・カシドコスタス(1億2000万ウォン)だ。
2位はダビド・マルティネス(スペイン・1億1400万ウォン)、3位フレデリック・クードロン(1億700万ウォン)、4位シン・ジョンジュ(1億450万ウォン)、5位チェ・ウォンジュン(1億400万ウォン)など歴代優勝者が1 〜5位に位置している。
賞金750万ウォンのイム・ジョンワン、パク・ジュンヨン、などが31位タイのカットライン(32人)上にいる。すぐ下には、35位のイ・ヨンフン(650万ウォン)。
また、カン・ドンゴン(36位・600万円)ジャン・フォール・ド・ブリュイ(51位・400万ウォン)ファン・ヒョンボム(58位・350万円)ホン・ジンピョ(65位・300万ウォン)キム・ヒョンゴン、エディ・ルペンス(72位・250万円)が32位圏外にいる。
LPBAではイム・ジョンスク(3180万ウォン)が1位であり、キム・ガプソン(2160万ウォン)イ・ミレ、カン・ジウン(以上1810万円)でハン・ソル(680万ウォン)が2〜5位を記録している。また、オ・スジョン、キム・ユルリ、チェ・ボラム、小林諒子(以上150万ウォン )が14位タイのカットライン(16人)上にいる。
◆セットマッチ方式が有力… LPBA賞金増額検討
PBAツアーファイナルは参加者が32人(LPBA 16人)に制限されているように、サバイバル方式を廃して、Round32(LPBAはRound16)からセットマッチで行う案が検討されている。
PBAジャン・ジェホン事務局長は「PBAツアーファイナル開催方式と関連の最終決定を控えている」とし「競技方式はセットマッチが有力であり、またLPBA賞金増額などが詰めで議論されている」と述べた。