「次期下半期にPBAチームリーグを発足させ、プロ選手とビリヤードの発展のために大統合を果たすため努力する」
PBA(プロビリヤード協会)キム・ヨンス総裁は新年の辞で「2019年は、ビリヤードの歴史に残る一年」とし「何度も失敗を乗り越え国内6番目のプロスポーツとして発足したPBAは、大韓民国が主導する最初のグローバルスポーツとして力強い出発をした。」と強調した。
続いて「PBAはこれまでのビリヤード界の懸念を払拭し、発足初年度の目標の100%以上を達成した」とし「大会開催目標を成し遂げ興行尺度である視聴率でも確固たる地位を占めた」と述べた。
キム総裁は「多くの企業がスポンサーとして参加しており、ビリヤード選手が堂々とした職業人として成長することができた」とし「このすべての成果は、プロ選手たちとビリヤード業界、スポンサー、協会職員、ビリヤードファンの助けがあるからこそ可能だった」と付け加えた。
さらに「来季の2020〜21シーズンには大会がさらに拡大するだろう」とし「毎月開催されるPBAツアーのほか、下半期の目標として推進しているチームリーグが発足すると、プロビリヤードコンテンツはより多様になるだろう」と強調した。
最後に、「PBAが発足してからはビリヤード界で様々な意見があったが、新年を迎えるにあたって、プロ選手及びビリヤード界の発展という目標の中で「大統合」を実現することができるように努力する」と述べた。
<プロビリヤード協会キム・ヨンス総裁 新年の辞>
ビリヤード家族の皆さん!
2020年、庚子新年が近づいてきました。過去2019年はビリヤードの歴史に残る一年です。
複数回の失敗を乗り越え、国内6番目のプロスポーツであり、大韓民国が主導する最初のグローバルスポーツであるプロビリヤードPBAが力強い出発をしました。
PBAはビリヤード界の多くの懸念を払拭し、発足初年度期初の目標を100%以上を達成しました。選手とファンに約束した大会の開催目標を守ってきました。
プロスポーツ興行の尺度である視聴率でも確固たる地位を占めるようになり、それに応じて多くの企業がスポンサーとして参加しました。
大会を重ねるごとにファンの関心とメディアの関心も高まっています。
何よりも「職業としての堂々としたビリヤード」というモットーで出発したPBAは、選手を仲間として尊重するとの認識でビリヤード界の文化を一新しました。
ツアーを重ねるごとに選手たちの技量が日進月歩で高まっていることが感じられます。
これはPBA、LPBA選手がプロ選手としての生活を維持することができるという未来のビジョンに確信を持ちながら一生懸命に訓練に邁進していることを示していて、PBA発足の意義をさらに高める事例でもあります。
これらすべての成果は、プロ選手たちとビリヤード業界、スポンサー、協会職員とビリヤードファンの助けがあったからこそ可能でした。この場を借り、改めて御礼申し上げます。
私たちPBAは、2020年により多くの成果を出すことを目標としています。
1月の第7回戦と2月末に予定される最終戦で2019年〜2020シーズンは幕を下ろします。最初のシーズンが成功裏で終えると、プロビリヤードの地位はこれまでのビリヤード界とは比較することができないほど高くなることでしょう。
2020年にはPBA-LPBA大会がさらに拡大されます。
毎月開催されるPBA-LPBAツアー以外にも、下半期開催を目標として推進しているチームリーグが発足すれば、プロビリヤードのコンテンツはさらに多様化されています。
ファンは1年を通じてプロビリヤードの醍醐味を満喫することができ、選手たちは空白期間なくビリヤードに専念できる時代となるのが早まることでしょう。
すでにいくつかの企業からPBA-LPBAツアーだけでなく、チームリーグへの関心と参加意向が寄せられています。プロビリヤードが既存のプロスポーツと肩を並べる日も近いと確信します。
解決しなければならない宿題もあります。
PBA発足においてビリヤード界で出された意見は残念なことでした(※)。新年はプロ選手とビリヤード界の発展という大義名分の中で<大統合>をなす記念碑的な一年になるように私も努力します。
そして2020年にはPBAが大韓民国を越えて世界へ進む<韓流・ビリヤード>元年になるよう、私たちは全ての力を集めましょう。
庚子の年、豊かさと繁栄の象徴である白鼠の年を迎えて、皆様の健康と幸運を祈念いたします。
プロビリヤード協会 総裁キム・ヨンス
(※)UMBとの確執の事と思われる
元記事 MKビリヤードニュース
http://mkbn.mk.co.kr/news/view.php?sc=62000001&year=2020&no=5641