※PBAのニュースではないですが、韓国のビリヤードマーケットが垣間見れるので掲載しました。
「KBF-PBA共生条約案」が韓国ビリヤード連盟代議員総会で否決されたことにより、27億ウォン(約2億3千万)のマーケティング・放送中継権契約も失敗した。
これにより今年開催する各種全国大会TV中継がすべてキャンセルされた。
KBFは2月末「KBF-PBA共生協約」の合意に基づいてBRAVO&NEWと3年間の合計27億5000万ウォンのマーケティング‧中継権交渉を締結ていた。BRAVO&NEWはPBA親会社であり、ビリヤード専門チャンネルビBilliardTVを所有している。
当初の契約では、KBFが中継20億ウォンとマーケティング権利金7億5000万ウォンを受ける一方で、3年の契約期間中にコンテンツの品質向上のためにBilliardTVに6億ウォン(年2億ウォン)をサポートするようになっていた。つまり、実際にはKBFが3年間21億5000万ウォン(年間7億ウォン以上)を受ける契約であった。
しかし、19日にビリヤード連盟代議員総会で「KBF-PBA共生条約案」が否決され、中継契約もなかったことになったわけだ。
KBFは昨年も中継契約で困難を経験した。Kozoom Koreaと中継契約を締結したが、8つの全国大会のうち3,4大会の中継に留まった。これによりビリヤード用品店や自治体など協賛各社の抗議を受け、最終的には Kozoom Koreaとの契約を破棄した。
ビリヤード連盟の関係者は「現時点では適当な代案がない」と吐露した。
KBFは中継契約が霧散したことで、21億ウォンの中継権収入がなくなるだけでなく、各種スポンサー誘致に少なからぬ打撃を受けると予想される。また、40億ウォンのビリヤード連盟の年間運営予算に及ぼす影響も避けられない見通しだ。
元記事 MKビリヤードニュース より抜粋翻訳
https://mkbn.mk.co.kr/news/view.php?sc=62000001&year=2020&no=544839